あいるのブログ

しあわせステップファミリー

しあわせステップファミリー

ステップファミリーの考え方とは

こんにちは。あいるたんです。

 

私はステップファミリーの母親という役割をもう気が付いたら7年ほどやっています。ステップファミリーとは再婚や事実婚により、血縁のない親子関係や兄弟姉妹関係を含んだ家族形態。」とのことです。

 

この「ステップファミリー」という呼び方を最近知りました。それまでインターネットやSNSでの情報を調べることもなかったので、私たちのような形態の家族に名前があったのだと驚いたほどです。

 

この「血縁のない親子関係」にむずかしさを感じるステップファミリーの方が多いのではないでしょうか。継子が懐かない、反抗する、実子のように愛情が持てない…など。

 

私もかなりの期間悩みました。継子に対してどうすればいいのかと言うよりも、どう考えれば(思考)良いのかと思っていた時、ある事に気がつきました。

 

人(子ども)を育てるのに「実子」と「継子」に隔たりがあるのか「子ども」という括りで見たら、みんな同じ「子ども」ではないかということだったのです。

 

たとえば幼稚園や保育園の先生は「やさしい子」「やんちゃな子」や「聞き分けのいい子」「聞き分けのわるい子」など多種多様な子ども達がいる中、どの子にも愛情を持って接してくれています。

その子の性格や考え方、その日の体調や感情の揺れ動きなどに配慮し毎日保育をしてくださいます。そして年齢に応じての成長を促しつつ個人を尊重してくれています。

 

幼稚園教諭だからや保育士だから仕事として仕方なくやっているのではなく、未来の社会を担う「子ども」たちの成長の手助けをしているのだと、そんな使命を持って「先生」をしている方も少なからず存在するのではないでしょうか。

 

実子も継子も同じ「子ども」という括りで見て、自立し大人になるまでの成長を手助けし、見届けてあげるべきなのでは…と考えるようになりました。

 

それぞれ子どもの成長スピードがあり、考え方の足りているもの足りないものがあり、努力する度合いの違いがあり、その子にとって今何が必要なのか?をその場で判断することが大切なのだと少し目線を変えてみました。

 

その思考になってからの家族の生活は、前よりも楽になったように思えます。

 

私も人間ですので子育てにおいて感情が先に立つことはあります。ましてや継子となればもっと思い通りにはいきません。ですが相手はまだ経験も知識も浅い「子ども」です。

 

最初は自分の子どもになってくれたのだから愛情をいっぱいかけよう!と思っていても時が経てば、つらいことも沢山見えてきます。

愛情という考え方を少し変えてみるだけで、親と子のお互いの距離感が良くなり「ステップファミリー」という親子関係がスムーズになるのではないでしょうか。

 

「家族がある」のではなく「家族になる」ことの努力を忘れずにしたいですね。

 

あいるたんでした。