産まなければよかった 生まれてきてごめんなさい
おはようございます。 あいるたんです。
実の母親が発した言葉の影響は、子どもにとって心を大きく壊される一言になります。
たとえ自分自身の人生が険しいものだとしても、自分より「弱いもの」を攻撃するべきではないと思っています。「弱いもの」とは何の罪もない「子ども」のことです。
子どもにとって親は絶対的な存在だと思います。その親からの否定的な言葉は、その浴びせられた子どもの心に深く影を生むこととなります。
私の母(実母)は私を産む時未婚でした。そしてその当時、私には戸籍もありませんでした。私の父(実父)には妻子がいましたので、生まれてすぐに父の戸籍に記載することができなかったようです。
そして私が生まれて3年後、父と母が「かけおち」をして8年後に父と前妻の離婚が成立し、私は父の姓を名乗ると同時にかけおちした先から父の実家へ母と私と3人で帰ることとなります。
そこから母は罰を受けるかのように、壮絶な仕打ちを父の親族から受けることとなります。
父の兄弟からの陰湿な攻撃、祖父の再婚相手からの悪口、元嫁からの嫌がらせなど。それは3歳で一緒に連れて来られた私にまで当然のように、キバを向けられました。
父の実家での暮らしに楽しかった思い出は少しもありません。
そして当事者である父は母に味方するでもなく、母に対して他人のような扱いをしていました。
なぜ、父が母に対してそんな扱いをしていたのか私の憶測でしかありませんが、母よりも自分のあやまちで勝手に家を出たことに対する自分の兄弟たちへの償いの思いだったのではないかと思います。
そんな父からの仕打ちもあり母には1人も味方がなく、家で居場所がなかったのだろうと思います。ですがそれは悪く言えば、自分自身が選択したことの結末で仕方のないことだったのではないでしょうか…。
そして月日が経ち、私は母の書いたノートを目撃します。